「打ち合わせがしんどい」に向き合う

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打ち合わせ、苦手です。

仕事の打ち合わせ、苦手なんです。

言いたいことが上手く伝えられない、とかではなくて、あの「みんなが耳を傾けているような空気感」が苦手なんです。

会議の日程が近づいてくると段々気分が暗くなっていって、当日の朝、目覚めて5秒で、「うわ、今日あの打ち合わせじゃん。。起きたくな。。」って感じるレベルで苦手です。

対面でもあまり得意ではなかったけど、Webでの会議が増えて、より苦手になったと思います。相手の表情などから感じることができないので。

なんでこんなに苦手なのかと考えると、
・的外れなこと言っちゃって、使えない奴、とか思われたら嫌だな
とか
・この説明、相手はどんな気持ちで聞いているかな
とか、参加者がどう感じているのかが気になるのかなと思っていました。

実際、業務や環境に慣れていないときは、打ち合わせを変な空気にしてしまうことはありますよね。

同じように感じられる方も少なくはないと思うのですが、どうでしょうか?

実際の所どうなのか、もう少し自分の気持ちを考えてみたいと思います。

プライドの高さから、自分の理想と現実のギャップに苦しんでいる?

自分が会議の出席者として考えると、他人の発言が少し的外れだったりとか、慣れていなくて上手く話せない人を見た時、正直、スーパーどうでもいいですよね。
むしろ、「慣れてないんだな。頑張れ!」くらいに思います(嫌な気持ちを抱く人もいるかもですが)

という事は、「人にどう思われるのか」という心配はあまりする必要がない

それでもモヤモヤとした気持ちが拭えないのはなぜなのか。
私が考えるのは、「自分の理想と現実のギャップに苦しんでいる」という事です。

打ち合わせにおける理想の自分として、
・ちゃんと準備をして、堂々と話せる自分
・質疑に対して、しっかりと回答している自分
みたいな姿がぼんやりとありますが、現実はこれを達成できないことは往々にしてあります。

このギャップに対して、苛立ちを覚えている自分がいるように思います。
きっとプライドが高いんですよね。

プライベートでも感じる、理想と現実のギャップ

似たような気持ちは、プライベートでも感じることがあります。

子供の保育園の両親参加イベントでの出来事。
自分としては、娘の友達にも人気者のパパでありたいし、親たちの対しても、軽快なコミュニケーションをして、妻や娘の自慢のパパでありたいと(無意識に)思っていると思います。

それでも、実際には自分よりコミュニケーション上手だったり、リアクションを大きくとったりして、子供にも人気があるパパも多いです。
そんな事実に直面すると、自分の不甲斐なさにモヤモヤします。

先程の考えに当てはめると、参加している親たちや子供たちが、私に対して、「あの人つまらないな」なんて思っているはずもなく(思う人もいるかもしれませんが)、「そんな事に興味はない」はずです。

一方、ギャップの理論でいうと、人気者になりという理想と、そうなれないギャップでモヤモヤしている、という考えが非常にしっくりきます。

打ち合わせの目的に注目する

仕事に話に戻って、実際に打ち合わせは上手くいっていないのでしょうか?
評価は難しいですが、振り返ってみると、打ち合わせの目的を達成できていることの方が多いかなと思います。
打ち合わせを上手く進めたいという気持ちから、準備を適切に行なっている事も大きいのでしょう。

そもそも打ち合わせの目的は、仕事が進むかどうかです。理想通りに振る舞えるかに意味はありません。
この気持ちを強く持っていると、人からどう思われるかってあまり気にならなくなりました。
今の発言で打ち合わせが前に進んだかな?って考えればいいんですから。

理想を追い求めず、今に全力を尽くす

最後に、理想と現実のギャップに苦しむ自分を楽にするにはどうするべきか。

努力することも解決の一つですが、そもそも理想を追い求め過ぎず、今できることを全力でやる、ということに注力するのが重要なのかなと思います。

理想を目指すことももちろん大事ですが、適切に定めていない理想はどんどんとゴールがずれていくと思います。

それよりも、「今の自分は全力で取り組んでいるか」という所にフォーカスして日々を過ごすことが大事であると考え始めています。

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